日本人はなぜお辞儀をするのか?その歴史的な理由とは?

@24nijuyon42です。日本の古来からの風習で”お辞儀”があります。
なぜ日本人はお辞儀をするのでしょうか?意外と知らないですよね。この理由を紹介したいと思います。
なぜ日本人はお辞儀をするのか?

まず、お辞儀をする時ってどんな時でしょうか?
- 挨拶をする時
- 知り合いとすれ違った時
- 別れる時
- お礼をいう時
- 謝罪をする時
普段の生活の中でどれだけお辞儀をしているでしょうか?
お辞儀という習慣は日本人には染み付いています。
お辞儀は日本人特有のものか?
欧米にもお辞儀に相当する儀礼はあります。映画などでみた事がある方も多いと思いますが、王様の前で片膝をついて頭を下げる行為なんてお辞儀みたいなものですよね。高貴な人、自分より身分の上の方へ敬意を表する行為としてのお辞儀です。
しかし、日本は少し違います。確かに目上の方への敬意という意味もありますが、
対等の人、目下の人にも使います。そういった観点から考えると、日本人のお辞儀というのは欧米の物とは少し違っています。
この誰にでもお辞儀をする習慣は海外の方かたみると不思議のようです。
確かにそうですよね。日本の場合は例えばこちらがお辞儀したら、相手もお辞儀をします。お互いがペコペコとお辞儀をするわけです。
この行為は海外の方からみたら不思議に思いますよね。
海外では目上の方に対してお辞儀をするというのがそもそもありますから。
では、いつ頃から日本ではお辞儀をするようになったのでしょうか?
歴史的な理由について書いていきます。
日本人のお辞儀の歴史的な理由とは?

本来のお辞儀の意味というのは、自分が相手に対して無抵抗であるという意味を示す動作です。
お辞儀をする時は、頭を下げて、両手は下に下ろしています。
つまり、完全に無防備な状態ですよね。
ですから、あなたに対して敵意はありませんよ!
というのが元々あるようです。
また、東洋などでよく胸の前で手のひらを合わせて
お願いしたりするのをみた事ないですか?

お辞儀ですが、そもそもはインドや東南アジアのお辞儀の形が仏教とともに日本に伝えられ、仏様を拝む時の作法になったというのが歴史的な始まりのようです。
そして、そのお辞儀が日常の生活にも入ってきて、今の形になったそうです。
意外と知らない事ですが、いざという時のために覚えておいて良いかもですね!